| グリ−ストラップ向け微生物製剤:Q&A | |
| Q1 | どのような菌が含まれているの? 酸素が有ると増殖する好気性菌とわずかな酸素で増殖する通性嫌気性菌を含んでいます。 |
| Q2 | 生きた微生物がふくまれているの? 殻で覆われたような胞子状になった微生物が含まれています。 |
| Q3 | 製品に含まれる微生物群は安全? 製品に使用されている微生物群は土壌から取り出された人畜無害の菌を使用しており、最も安全なクラス1に属です。 |
| Q4 | グリ−ストラップ内で微生物は増殖するの? 投与された微生物は、自分が好む餌が有るとその殻が破れて栄養細胞となり増殖します。増殖した微生物は、配管内やグリ−ストラップに有る油脂類や有機物を分解します。 |
| Q5 | 投与された微生物群は、グリ−ストラップ内に存在する微生物群と共存する? グリ−ストラップや配管内にも微生物は生存していますが、投与された微生物群はそこに生存している微生物群にとって分解が難しい高級脂肪酸を分解し、分解しやすい低級脂肪酸に変えて共存しながら有機物を分解していきます。 |
| Q6 | 製品の中になぜ界面活性剤がはいっているか? 微生物にとって大きなかたまりより、より小さなかたまりの方が分解しやすいので、大きなかたまりを細かく乳化させる為に界面活性剤を加えています。 |
| Q7 | 製品になぜ油脂分解酵素(リパ−ゼ)が入っているの? 油脂(トリグリセライド)を分解するのに、高級脂肪酸とグリセリンに分解させなければ、次の分解が進みません。この分解を早める為油脂分解酵素のリパ−ゼを配合してあります。グリセリンは微生物の体内に取込まれ、一部は増殖のエネルギ−として利用され、他は水と二酸化炭素に分解されます。高級脂肪酸は微生物によるβー酸化により炭素数2個ずつ切れて最終的に二酸化炭素と水に分解されます。 |
| Q8 | 酵素と微生物の違いは? 酵素は、触媒的作用を持ち高級脂肪酸を分解しますが、高級脂肪酸の大きさにより異なる酵素が必要です。微生物群は存在する高級脂肪酸の分子量に応じてそれを分解するのに必要な異なる酵素を生産する事が出来、最終的に水と二酸化炭素に分解します。製品に含まれている微生物群はリパ−ゼの他にデンプンを分解する酵素(アミラ−ゼ)、タンパク質を分解する酵素( プロチア−ゼ)、繊維質を分解する酵素(セルラーゼ)を生産します。 |
| Q9 | グリ−ストラップから流れ出た微生物群はどうなるの? さらに増殖を繰り返し下水道の配管内に付着して有機物を分解し悪臭を低減させ、又下水処理場でで有機物の分解を助けます。 |
| Q10 | 微生物群は限りなく増殖するの? 条件にもよりますが、油脂類などの栄養と増殖に必要なリン酸やアンモニア体窒素が有ると微生物の種類にもよりますが、30分に一回の割合で分裂を繰り返します。理論的には細菌1個が2日間で2.2 x1044の菌体数になります。増殖は幾何学的な対数増殖で、やがて増殖停止期を過ぎ、死滅期を迎え生菌数は減少します。 |
| Q11 | どうして微生物を毎日添加する必要が有るの? 微生物の増殖は対数増殖なので常に一定量の微生物群をグリ−ストラップに保持する為に毎日所定量を投入します。 |
| Q12 | 油脂類がなくなっいた時の微生物群の活動は? 餌(油脂類)がなくなると、微生物群は胞子を形成し休眠状態となり活動を停止します。餌が来ると又胞子の殻を破り分裂し分解を始めます。 |
| Q13 | どの位で効果が現れますか? 条件により異なります。油脂全体の表面が乳化したり、悪臭が消えていれば効果がでています。 |
| Q14 | 臭いはどうして減少するの? 有機物が腐敗する前に、投与された微生物の圧倒的な菌濃度により有機物が早期分解されるので悪臭が減少します。 |
| Q15 | どんな動植物油脂でも効果は有りますか? ラ−ド、牛脂は固化しやすく分解に時間がかかります。大きな脂肪の塊は物理的に清掃する事をお勧めします。又動物脂の分解には粉末製品を推奨します。 |
| Q16 | 殺菌剤の流入で微生物は死滅しませんか? 多量の殺菌剤により、製品に含まれる微生物群は死滅します。通常の使用方法では冷却水や洗浄水により希釈されるので活動は弱まりますが、死滅はしません。 |
| Q17 | 微生物の増殖を阻害するものは? 食器洗浄機に使用されている強アルカリ洗剤の流入によりPHが極端に高い場合や60度以上の高温になった場合です。詳細はQ18を参照して下さい。 |
| Q18 | 使用条件は? 水のpH値:6.0-9.0の範囲で活発に増殖しますが、それ以下又はそれ以上では活動が弱まります。極端に低いPH(1-2)では死滅します。PH9以上では胞子を形成し休眠状態に入っていきます。水温は10-43℃の範囲で増殖します。それ以下又はそれ以上では活動が弱まります。 |
| Q19 | 自然の生態系に影響は有りませんか? 土壌中に存在する人畜無害の微生物を培養し、それを使用していますので、生態系に全く影響は有りません。 |
| Q20 | 使用している微生物が浄化槽に流入しても大丈夫ですか? 微生物が浄化槽に流入すると、そこで活動し、有機物を分解してくれるので水質浄化や臭気改善を行ないます。浄化槽にとって何の悪影響はありません。浄化槽の機能を助長します。 |
| Q21 | 製品に配合してある酵素は次亜塩素酸ソーダー等の殺菌剤で効力がなくなりますか? 酵素はタンパク質から構成されています。塩素等の殺菌剤で構造が破壊され活性力が失われます。 |
| Q22 | 手荒れや肌荒れはないの? 製品は中性なのでそれによる影響はありません。又微生物の影響で、それによる肌荒れは有りませんが、製品に含まれる界面活性剤の影響で肌が弱い人は影響があるかもしれません。これは家庭の洗剤と同じです。肌が弱い人はゴム手袋をして製品を取扱って下さい。 |